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■SS 「~Another Love Story~もう一つの夏祭り」 前編

こんばんは、とろんべです

どれくらいの方がSSを読んでくださったのか…。
気になるところですが、今は自分の役目を果たすのみ、ワタルSSどーんと開放です!

ちなみにこちらはイラスト等は無し、さらにクオリティも千桜SSより微妙な感じになっております。
そりゃあ…ね、急遽執筆を決定したSSですから、その分試行錯誤をする時間も少なかったわけであります(・ω・`

しかしまぁそんな事は気にせず(?)バンバン行きましょう!
泉ちゃんならワタル君の誕生日だって笑顔で祝うはずです!
千桜さん(とワタル)誕生日おめでとう!←この文の目立つ中自分は全てのキャラを祝います!(何

それではワタル誕生日SS、前編どうぞ♪


銀杏商店街、祭りが始まりしばらく経ったせいか、入口まで人が溢れ返っていた。
「ったく、何で毎年毎年こんなに人が多いんだ?」
その人込みを眺めながら文句を言う少年、橘ワタル。
「それは…それだけこのお祭りが有名って事ですよ、若」
ブツブツと文句を言うワタルを見ながら思わず苦笑いをするサキ。
サキも祭りの日はさすがにメイド服は着ず、綺麗な緑色の浴衣を羽織っている。
毎年の事ながら、2人で夏祭りに来ていた。
「なんかさ、年々人が増えてるよな。やっぱり人口増加の影響だな」
「そんな事言っても人は減らないんですから…それにお祭りって元々人は多いものですよ?」
サキが正論を放つ。
「まぁそりゃそうだけどよぉ…」
ワタルは反論も出来ずに固まってしまった。
しかしこの会話も毎年の事、2人にとっては夏祭りの恒例行事のようなものであった。
「では若、そろそろお祭りの方へ行きましょう!」
小さな子供のように目を輝かせるサキ。
この顔にはさすがのワタルも太刀打ちできない。
「あぁ、んじゃあまずは射的でもするか?」
毎年2人は射的や金魚すくいで勝負をする。
基本的にワタルが圧勝…のはずだが、ワタルはサキに対して手加減をする。
そのため勝率はいつも同じくらいになっている。

「それにしてもホント、人多いな。はぐれないように手握っとけよ」
今年は特に人が多い。
ワタルははぐれないようにサキと手を繋ぐ。
背の低いワタルにとって、人込みの中を歩くのは結構大変だった。
周りは高校生の集団や親子、中には若い男女や年寄りまでいろいろな人がいる。
主に若者が多いから、前へ進むのが特に大変なのである。
「はぁ…もう少し身長が高かったら…」
しみじみとつぶやくワタル。
「じゃあ夜更かししてアニメばっかり見ずに早く寝ればいいじゃないですか」
「バ、バカヤロー!深夜アニメは生で見てこそ意味があるんだ、後から動画サイトで見るなんて邪道なんだよ!」
サキの突っ込みに間髪入れずに反撃するワタル。
アニメが絡むとワタルは人一倍熱く語り始める。
「いいか、深夜アニメってのはなぁ、深夜まで起きて見る事によって初めてその価値があるんだ!次の日に動画サイトで見るなんてその価値は半分、いや、それ以下だ!」
「あの~、若?射的のお店、そこにありますけど…」

ワタルの熱弁をひとまず制止し、射的の店へ向かった。

「そりゃっ!」

ポコッ

見事に景品のど真ん中へ命中する。
「チッ、今回はミ○のフィギュアだけかよ、去年はもう少し当てた気がするんだけどな…」
「じゃあ次は私の番ですね、行きますよ~…とりゃっ!」

ポコッ

命中。某汎用ヒト型決戦兵器のフィギュアに当たる。

「そりゃっ!」

ポコッ

また命中、今度は某青い猫っぽいロボットのぬいぐるみが倒れる。
「わ、若、私二つ倒しましたよ、私の勝ちですね!」
見事にワタルは負けた、珍しい事に手加減無しで。
一瞬、ワタルにも何が起きたのか分からなかった。
まさか本気でやってサキに負けるなんて…そんな敗北感と手に入れた景品を持って2人は再び道を歩く。
意外と近くに金魚すくいの屋台はあった。
今度はサキの先攻。
「行きますよ~、とりゃっ、えいっ!」
サキは基本的にこの手の遊びは苦手である。
「あ!もう破れちゃいました…」
結局サキは一匹も捕まえれず終わってしまった。
「次は俺がやるぜ…いざ!」
ワタルは金魚すくいのコツとか、その手の技をネットで熟知している。
一匹も捕れなかったサキの目の前でひょいひょいと金魚をすくっていく。
「若、凄いです!どうやったらそんなにすくえるんですか!?」
またもやサキは目を輝かせてワタルを見つめる。
「これはなー、金魚の尾びれが網の外に出るようにすると捕まえやすいんだ、あと網を上下に動かさない事だな」
一応解説をしながらも金魚をすくい続けるワタル。
そしてとうとうこの店の中で一番大きい金魚と対峙する時が訪れた。
「コイツ…こんなデカい奴、すくえるのか?」
店のオヤジは『捕れるもんなら捕ってみろ』と言わんばかりの顔をしている。
「逃げ腰じゃ勝てる勝負も勝てないよな…行くぜ!」

数分後。
「くっそー、普通に考えてあんなデカいのすくえるわけねーだろ!」
結局サキとの勝負には勝ったが、巨大金魚との勝負には負けてしまった。

「さて、一通り遊んだし、そろそろ何か食うか~、サキ、何か食いたいものある?」
「えっと~、じ、じゃあ焼そばとかどうでしょう?」
その時、2人は手を離していた。
そしてどこからか声が聞こえてくる。
「おい、あの店のデカい金魚、とうとう捕まったらしいぜ?」
世の中には常人とはかけ離れた能力の持ち主もいたもんだ、ワタルはそんな事を考える。
考えていると…
「…あれ、サキ?どこだ?」
サキとはぐれてしまった。
さらに金魚の件で『是非捕まえた奴の顔を見たい』とかで周辺は人で一杯になった。

体の小さなワタルは、その流れに抵抗出来ず、ただ流されるしかなかった。


さて、(自分の知っている範囲では)どこもやっていないワタルSSの開始であります。
こちらも3部作でありますが長さは全体的に同じくらい。
メモ帳にすると全部5kbずつという長さ、そこそこの長さとなります。

こちらも一気に公開するのでお楽しみに♪

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