■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■SS 「いいんちょさんのとある1日」

こんばんは、とろんべであります♪

本日から公開いたします、「○○のとある1日」シリーズ。
記念すべき第1作目は・・・言うまでも無く我らのいいんちょさん、瀬川泉ちゃんです!

尚、この作品はセカコンさんの人気SS投票に参加させていただく予定なのでそちらもよろしくお願いします♪

それでは長い付き合いになる予定のシリーズ作品「とある1日」シリーズの第1回、どうぞ♪


午前5時、私はうっすらと意識があった。
今日は日曜日だからまだまだ寝れるのに…。
まだボーっとする、頭はまだ目が覚めてないみたい。
部屋の外からは何か物音がする、虎鉄君、こんなに早くから起きてるのかな?

……まだ眠いや、もう少し寝よ…。


午前7時、私は再び目を覚ました。
今度ははっきりと目が覚めたよ♪
でも寝転んだ状態から上半身を起こすとやっぱり体が重たく感じる。
寝起きは体が言う事をあまり聞かない…でも無理矢理でも動かさないといけないなんて…ずっと寝てたいよぉ…。

シャッ
眩し!今日も太陽は朝から絶好調だね、私も今日はどこかにお出かけしようかな♪

「お、おはよう、お嬢」
「おはよう、虎鉄君♪」
平日でもお休みの日でも朝は特に変わらない、何だかちょっとした変化は欲しいけど…違うのはテレビの番組くらい。
「お嬢、今日はやけに早いな、どこかへ出かけるのか?」
そう言えば起きる時間がいつもの休みの日より早かったっけ…やっぱりどこか出かけようかな♪
「うん、ちょっと商店街の方まで買い物に行くんだ」
「そうか、じゃあ昼食はどうする?昼に帰って来るなら用意するが…」
ちゃんとそういう所も考えてくれてるんだ…でも今日は1日中外にいたい気分だから。
「お昼はどこかで食べるからいらないよ、あと夕方には帰るからね」


《星座占い ~今日のあなたの運勢は!?~》
あ、毎日見てるニュースの占いのコーナーだ、こう言うランキング形式の占いって意外と気にしちゃうよね。
《今日の双子座の運勢は第6位!》
やった、人気キャラ投票と同じ順位だ!
そういえば とろんべ って人の夏休み明けのテストの結果も6位だったらしいし、これは何か良い事がありそうな予感♪
《双子座のあなた、今日1日外出をする事をオススメします!異性のお友達と一緒にいるとさらに運気アップ!!ラッキーカラーはピンク!》
ピンク、ピンク…お、今日着てる服が薄いピンクだ、ラッキー♪

さて、そろそろ行こうかな、もう10時だし。
「じゃあ虎鉄君、行ってくるね~♪」
「あぁ、気をつけてな」

わぁ、雲一つ無い晴れだよ、やっぱり何かありそう♪
商店街にも着いたし…今日は可愛い服をたくさん買うぞー!
…あれ?あそこにいるのは…
「ハヤ太…君?」
「あ、瀬川さん、おはようございます…この時間だともうこんにちはでしょうか?」
やっぱりハヤ太君だ♪
「どっちでもいいと思うよ~、それにしても今日は1人でどうしたの?」
「今日はちょっと用事があって…そのついでにお嬢様が予約していたゲームのソフトを取りに行っていたんです」
ハヤ太君が取り出したソフト…確かあれはポ○モンの新作だったかな?
店舗別で特典が付くみたい。

―――《異性のお友達と一緒にいれば運気アップ!》
…そうだ!

「ねぇ、ハヤ太君…今空いてる?」
「今…ですか?用事も終わりましたし、今は大丈夫ですよ」
「じ、じゃあさ…私、これから服とか買いに行くんだけど似合うかどうか見てくれない?」
…ちょっと強引だったかな…でも積極的にアタックするのは良い事だよね!
ハヤ太君はちょっと困った顔だけど…。
「僕…そう言うの全くダメなんですが…それでもよろしいでしょうか?」
「う、うん!周りにちゃんと見てくれる人はハヤ太君くらいしかいないし…お願いします!」
ふぇ?何で私敬語なんかになってるの~!?
何だか恥ずかしくなってきたよ…。
「では帰りが遅れるとマリアさんに連絡するので少々お待ちください」


「お待たせしました、それでは行きましょうか。僕はお店の方もよく分からないので、ちゃんと連れて行ってくださいね、瀬川さん」
「う、うん、任せてよ!あとさ…今日だけ私の事“泉”って、下の名前で呼んで欲しいな♪」
うひゃー!何言っちゃってるの、私!
ハヤ太君だって戸惑ってるよ~!
「……分かりました、それでは今日だけですよ、泉さん」
自分で誘っておきながら…恥ずかしいよ…。
でも…やっぱり私はハヤ太君の事が好きなんだね…。
いつから好きになったのか、それは自分でも分からないけど…。


「わぁ、とっても似合いますよ、泉さん」
そんなに褒められると照れちゃうよ~、何を着ても「可愛い」って言ってくれるんだもん♪
「じゃあこれと、これと~…これも買っちゃお!」
私はハヤ太が特に可愛いって言ってくれた服を2、3着買った。
お金はもちろんカード払い、そこはちゃんとお嬢様なのだ♪
と思ったらもうお昼を少し過ぎてた、そろそろお昼にしようかな。
「ハヤ太君、一緒にお昼ご飯食べない?おごるからさ♪」
「え、僕はそんな…」
「わざわざ私に付き合ってくれたんだから、遠慮しなくてもいいって♪」
せっかくハヤ太君と一緒になれたんだから…もうちょっと一緒にいたいな。
せめて…デートみたいな形になるくらいは…ね。


私たちはクラスでも評判のお店の日替わりランチを食べた。
初めて食べたけど、噂通り凄く美味しかった♪
「すみません、泉さん…なんだか成り行きでお昼ご飯をご馳走になってしまって…」
「別にいいよ、これくらい♪」
デートって…こんな感じなのかな?
好きな人といろんなお店に行って買い物をして…一緒にお昼ご飯を食べて…そう
言うの憧れちゃうよね?

「そういえば…この前もこんな事ありましたよね」
ほぇ?いつ…だっけ?全然覚えてないや…。
「6月21日…泉さんのお誕生日の日ですよ」
言葉に詰まった私を見て、ハヤ太君は会話を繋げてくれる。
おかげで思い出せたよ…6月21日のあの日を。
「あ…あぁ、思い出したよ!確か誕生日プレゼントの代わりに私に1日付き合って
貰ったんだよね?今日みたいに」
「はい、その時もこんな感じに買い物をして、お昼ご飯も食べて…」
色々と思い出して来たよ…それで虎鉄君が乱入してきて…そのあとハヤ太君のほ
っぺにチューをしたような…。
あぁ、思い出しただけで顔が熱くなってきたよ…。
「…どうしました、泉さん?何か顔が赤いですけど…」
「ふぇ!?な、何でもないよ?…そうだ!他にも見て回りたいお店があるからそ
こも一緒に行こうよ!」
思えばこんな幸せな事が全部平和に終わる訳がなかったんだよね…もうちょっと早く気付けたはずなのに…。


それから私はハヤ太君といろんな所へ行った、本当にデートみたいに。
「あー、楽しかった♪」
「僕も楽しかったですよ、泉さん」
そうは言ってるけどハヤ太君の顔は笑っていない、やっぱり無理に付き合って貰ったのが悪かったのかな…。
「あ…あの…ごめんね、今日1日いろんな所に引っ張り回しちゃって…それでそん
なに楽しくなさそうなんだよね?」
「…違いますよ?僕は本当に今日は楽しかったです。もっと他に理由があるんですよ、他に…」
とりあえず謝ったけど…ハヤ太君はその事で不機嫌じゃないみたい。
「他の理由って…?」
「そこを見てください」
ハヤ太君の指差した方向には誰も座っていないベンチがある。
その後ろから
「なんだ、ハヤ太君…気付いていたのか」
「隠し撮りが出来ていると思ったのに…」
ミキちゃんとリサちんだ…それに隠し撮りって…まさか…。
「いやー、それにしても泉がハヤ太君とこんなに仲が良かったとはな、おかげで良い動画が撮れたよ」
ウソ…そんな…ひどいよぉ…。
ハヤ太君が怒っていた理由はこの2人なんだよね…隠し撮りなんかされてたんだから、仕方ないよ。
私は恥ずかしさが急に込み上げて来て、それの限界が来て涙が出ちゃった。
「…今すぐにその動画を消去してください!」
ハヤ太君…私を守ってくれるんだ…。
「そう言われても…これは部活で使うために保存しないと…」

ドカッ

ミキちゃんが話し終わる前にハヤ太君はビデオカメラを蹴り上げて

ボンッ

ビデオカメラは無残にも空中で煙を吹いて壊れた。
「あーー!!何するんだハヤ太君!私たちの一日の努力の結晶を!」
ハヤ太君はその言葉にも動じず、しかも怖いくらいの微笑みを見せて
「では…もう一つの方のビデオカメラの動画は大人しく削除してくださいね、でないとまた壊さないといけなくなるので…」
と言ってくれた。
その笑顔に2人は恐怖を覚えたのかな?大人しく動画を消去してくれた。
「くっ…ハヤ太君、覚えていろよ…いつかハヤ太が困るような恥ずかしい動画を
撮ってやるからな!」
そんな事を言いながら2人はどこかへ行っちゃった。

「…泉さん…大丈夫ですか?」
一連の騒ぎが収まってから、ハヤ太君は私に優しく声をかけてくれた。
「うん…大丈夫…ありがとう…私のために怒ってくれて…」
「いえ、当然の事をしたまでですよ、それに…あの2人はちょっとやり過ぎだと思ったので」
確かにあの2人はちょっとやり過ぎだったかも…って、いつもならその中に私も入ってるんだっけ…。
今度からは少し気をつけるようにしようかな。
「ちょっと…公園ででもお話ししましょうか、よろしいですか?」


「そういえば私の誕生日の時もこの公園に来たんだっけ」
「そうですね、そこで僕が確かプレゼントを渡して…それで…」
ハヤ太君の顔が少し赤くなった、私がほっぺにチューした事、思い出したのかな?
「それで…私がハヤ太君のほっぺにチューしたんだよね?」
「え…あ、はい、そうでした、ね…」
顔が凄く赤くなってる、可愛いなぁ…。
歩ちゃんもハヤ太君のこういう所が好きなのかな?
「あ、そうだ!さっき助けて貰ったんだから、お礼しなきゃね♪」
私がハヤ太君にしてあげるお礼は…。
「そ、そんなお礼だなんていいですよ!僕はただ当然の事を―――」
「んっ」
私は…喋っているハヤ太君の口を自分の唇で押さえた。
今度はほっぺじゃなくて…唇にキスをしたんだ…それだけ私は今日1日が楽しかったから。
「え、ええぇぇぇ!ちょ、瀬川さん、な、何をするんですか!?」
「にははー♪これはさっきの事も合わせて今日1日分のお礼だよ♪」
ちょうど太陽も沈み始めたし、そろそろ帰らなきゃ、虎鉄君に心配かけちゃう。
「じゃ、私はこれで帰るね。今日は1日本当にありがとー♪」


「ただいまー」
「お、お嬢か、本当に夕方に帰ってきたな。よくそんなに外で遊べるんだ…」
そう言う虎鉄君も鉄道とかの事になると1日中外にいるんだけどね…。
「うん、いろんな人と会っていろんな事したから、楽しかったよ♪」
「そうか、そりゃあ良かったな」

今日の占いは大当たりだったよ、異性の友達と外にでかけて…それですごく楽しい1日を過ごせた。
ハヤ太君とはしばらくは友達のままでいいかな、無理に告白する必要も無いし。

でも私がハヤ太君を嫌いになる事は無いと思う。
だって10年前のあの時も…きっとハヤ太君に助けて貰ったんだから…。

ハヤ太君、今日は1日ありがとう!

‐Fin‐


★あとがき★
いかがでしたか?実は1話完結のSSはこれが初めて、しかも1人称SSもこれが2つ目という・・・結構新鮮な気持ちで臨めました。
話の時間軸は6月21日より後、ちなみに誕生日SSと一応繋がってます、時間軸だけ(爆
1本で9kbと言う超絶な長さ(当社比)を書かせていただきました。
このSSを読んだみなさまが楽しんでいただけることを祈っております。

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

プロフィール

とろんべ

Author:とろんべ
TOP絵、プロフィール絵はかげろう様よりいただきました。
“萌え”と“燃え”が好きな一般人です、どうぞよろしく。

私への直接の連絡事項、個人的なお話などはメールにて受け付けております。
tronbe_621♪yahoo.co.jp
お手数ですが、♪を@に変換してから送って下さい。

今年は受験生なので、毎日更新が出来ない時があるかもしれませんが、そこはご了承ください。

アクセスカウンター

今まで集まった仲間達

ハヤテのごとくblog banner

ハヤテのごとく!!ブログパーツ

QMAブログパーツ

検索フォーム

会員名簿

No.0 とろんべ(会長)
No.1 涼さん
No.2 椎那 莱さん
No.3 スラ2世さん
No.5 いえろーらいんさん
No.6 八朔さん
No.7 かげろうさん
No.8 dachiさん
No.9 おかっちさん
No.10 マドモール・カッセさん
No.11 バン☆ビンさん
No.12 dinobotさん
No.13 K603さん
No.14 maimaiさん
No.15 ナレイン・ジョーダンさん

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。