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■SS 「☆happy×unhappy★」 第2話

こんばんは、とろんべであります♪

4時間後に更新・・・と言っておきながら、更新が上手くいっていなかったみたいで・・・すみませんでした^^;
さて、では今夜一気に残りの3話を公開します。
公開ギリギリまで書いたSSですので、ぜひ最後までお楽しみください♪


「お嬢、朝ですよ。そろそろ起きてください」
ドアをノックする音と同時に虎鉄君の声が聞こえて来た。
午前9時…もうそんな時間か…。
「うん、着替えるからちょっと待ってて~」
そう言って私は着替え始めた。
今日はハヤ太君に謝りに行くんだ、そんな事もその時考えていた。

着替えを終えて部屋から出ると、虎鉄君が待っていた。
「おはようございます、お嬢」
礼儀正しくしてくれるのは嬉しいんだけど…2人の時はもうちょっと私の“お兄ちゃん”らしくして欲しいな…。
お父さんは仕事で昨日の夜からずっと帰って来てないんだし。
「おはよう、虎鉄君♪」
ま、虎鉄君がそうしたいなら無理に私が言う事は無いんだけどね♪
「では朝食の支度をするのでリビングへどうぞ」

2人でリビングへ向かう途中、虎鉄君が少し心配して話しかけてきてくれた。
「お嬢、昨日言ってた友達の事なんですけど…今日謝りに行くんですか?」
その言葉がどんな事を意味していたのかは分からないけど、例え虎鉄君に止められても今日行くって決めたんだ。
「うん、今日お昼から行く予定だけど、どうしたの?」
平然とした顔で私はそう言った。
虎鉄君はとても心配そうに私を見ていた。
「その…大丈夫ですか?」
そこまで心配するような事かな…?
それ以前に何に関してそこまで心配をするんだろう?
聞いてみないとちょっと分からないよね…。
「えっとー…大丈夫って…何が?」
次の一言に、私は絶句したよ。
「いや…お嬢はいつも元気ハツラツですから…その…ちゃんと真面目に謝れるのかと思って…」
………。
ひどいよ、虎鉄君…。
「もー、虎鉄君!私だってやるときはやる子なんだから、ちゃんと謝れるに決まってるでしょー!」
そう言って虎鉄君にツッコんだけど…ちゃんとしようと思ってたのにハヤ太君とケンカしたんだよね…。
「は、ははは…そ、そうですよね、お嬢に限ってそんな事あるわけが無い!」
虎鉄君は必死に前言撤回をするけど、実際はあながち間違ってないわけで…。
でもマイナス思考はダメだからね、ちゃんと謝るって決めたんだもん、ちゃんとやって見せるよ!

時間は少し飛んでお昼過ぎ、そろそろハヤ太君の所へ行こうかと思っていたくらいの時間。
「じゃあ虎鉄君、ちょっと出かけてくるね。もしかしたらちょっと遅くなるかもしれないけど、遅くなりそうだったら電話するよ」
「おぉ、もうそんな時間か…了解しました、では頑張ってきてくださいね、お嬢」

今日はお休みだし、ハヤ太君に会うにはナギちゃん家でいいよね…?
と言うかナギちゃん家以外にハヤ太君がいる場所を知らないだけなんだけどね…。
「おや、泉じゃないか?」
ふぇ?その声はもしかして…。
声のする方向を見ると、案の定、ミキちゃんとリサちんがいた。
「ミキちゃんにリサちんだ♪こんな所で会うなんて奇遇だね~」
「それもそうだな、休みの日に会う事は少ないからな…。ところで泉は1人でどうしたんだ?どこか出かける途中とかか?」
まあ出かけると言えば出かけるんだけど…。
行き先や目的は絶対に言えないよ、2人に知られると絶対にからかわれちゃうし。
「まさか…デートか!?」
ミキちゃんのさりげない一言に、私は過剰反応してしまった。
「ふぇぇ!?ち、違うよ、デートなんかじゃないよ?」
いきなり言われたから焦っちゃって…ホントに違うのに図星みたいになっちゃったよぉ…。
それに焦った私の反応を見て2人は何か勘違いしちゃってるし!
「その否定のしかた…何だか怪しいな…」
「ここはちょっとゆっくりとお話でもしましょうか~」
目を輝かせながら2人は近付いて来るし…。
「デートなんかじゃないったら!わ、私は用事があるから、もう行くね!バイバイ♪」
そう一気に言って私は一目散にその場を離れた。
逆に怪しまれちゃったかな…でもあのまま普通に行こうとするときっと2人に捕まってたし…。
私はそのまま走ってナギちゃん家まで行った。

はぁ…はぁ……何で走って来ちゃったんだろう…そこまで体力に自信があるわけでもないのに…。
ナギちゃん家の門まであと100mくらいの場所で、私は息を切らしていた。
ホントにどうして走ったんだろう、ちょっと走ってあとは歩けば良かったのに…と少し後悔をしながら息を整える。
………ふぅ、なんとか息は整ったかな。
じゃあいよいよナギちゃん家に行くよ!

ピンポーン
私はとりあえずインターホンを押した。
原作のナギちゃん家にインターホンがあるのかどうかは知らないけど、これは程よく原作を無視してるから大丈夫なんだよ♪

しばらくすると、お屋敷からマリアさんが出て来た。
「あら、瀬川さん、こんにちは」
「こんにちは、マリアさん♪」
いつもはどっちが出るのか分からないけど、もしかしてハヤ太君、いないのかな?
早めに呼んでもらった方がいいかな。
「マリアさん、ハヤ太君いますか?ちょっとお話があるですけど…」
「ハヤテ君ですか…ハヤテ君は今、ちょうど買い物に行ってもらっているので…」
やっぱりハヤ太君いなかったね…。
じゃあ一回帰ろうかな…明日また来よう。
帰ろうとすると、マリアさんが、
「瀬川さん、帰り道でハヤテ君に会ったらそこでお話をして構いませんよ、大事なお話のようなので」
そう言ってくれた。
「はい、ありがとうございます、マリアさん!」
そして私はナギちゃん家を出て行き、今度は商店街へ向かった。

商店街は帰り道にあるからそこまで遠回りにはならなかった。
でも、休みの日と年末の大セールみたいなのが重なっていた今日はいつもでは想像もつかないくらいの人で賑わっていた。
この中からいるかどうかも分からないハヤ太君を探すって…無理じゃないかな…?
「あれ、瀬川さんじゃないですか」
途方に暮れていた私の背後から、1人の男の子の声がした。
「あ、ハヤ太君…」
びっくりしたよ…探してた人がいきなり後ろから来るんだもん。
でもすぐに見つかって良かったよ。
「あ、あのさ、ハヤ太君…ちょっと話したいことがあるんだけど…いいかな?」
昨日と同じようにハヤ太君と2人っきりで話がしたいな…。
外で話をするのも寒いし、私はハヤ太君を連れて近くの喫茶店へ入った。

「それで…お話と言うのは何でしょう?」
お互い適当に飲み物を注文して話を始めた。
ここでちゃんと謝らないと…。
「えっと、ハヤ太君…昨日はごめんね、いきなりあんな事言っちゃって…」
ハヤ太君…許してくれるのかな?あんなにひどい事言っちゃったのに…。
「昨日の事…あぁ、あの事ですね。僕は別に気にしていないので、そこまで深く謝る必要はありませんよ」
…あれ?
そんな程度の事だったの?
私は信じられなかった。
昨日はあんなに怒ってたのに…。
理由を聞こうとしたけど、聞く前にハヤ太君が話し始めた。
「あの時はちょっとカッとなってしまいましたが、そこまで気にかけている訳でもありませんし…」
「そ、そうなんだ…てっきり私はハヤ太君に嫌われたかと思ってたよ」
何はともあれ、仲直りが出来たみたいで良かったよ♪
私は安心していたけど、ハヤ太君は何だかまだ何かを考えているみたいだった。
「どうしたの、ハヤ太君?」
私が聞くと、ハヤ太君は私に質問をしてきた。
「瀬川さん…昨日、僕を呼んで話をしましたよね。それで…まだその話の内容を聞いていないなぁと思って…」
そうだ、すっかり忘れてたよ…。
私は昨日、ハヤ太君に告白しようとしてたんだ―――!
どうしよう…適当な話題で話を誤魔化そうか、それとも…。
でも今言わないとダメだ、何だかそんな気がしたんだ…。
「ハヤ太君、じゃあ…落ち着いて聞いてね?」
ダメ…私の方が落ち着けないよぉ…。
昨日はあんなに普通だったのに、今日はこんなに緊張するなんて…。
「はい、もちろん落ち着いて聞きますよ」
ハヤ太君…どんな返事をするかな…。
ダメって言われたらどうしよう…。
「あのね、ハヤ太君…私は…」
ここまで来たらもう当たって砕けろ、だよね!…砕けたくは無いけど。
「私は、ハヤ太君の事が好きです…」
一応お店の中だし、私自信、告白するのは恥ずかしかったから声は少し小さめに言った。
ハヤ太君はちょっと驚いた顔をしている。
当然だよね、いきなり告白なんてされれば…。
「えっと…その…」
早く結果が聞きたかったけど、ハヤ太君は顔を赤くして何も言わない、というか恥ずかしくて言えないって感じかな。
仕方ないのは分かってるけど、それでも早くハヤ太君に決めて欲しいと思ってた。
「で、では瀬川さん…その…こちらこそ、よろしくお願いしますね」
その一言は、私の心の奥の奥まで響いた。
その瞬間、私は言葉では表せないくらい嬉しさが込み上げて来て、今までの全てが報われた気がした。
「あ、ありがとう、ハヤ太君!えっと、その…これからよろしくね♪」
それだけ言うのが精一杯だった。
嬉しすぎて言葉が見つからなかった。


「じゃあハヤ太君、また学校でね♪」
あの後しばらく2人で話して、夕方頃に帰った。
「あ!虎鉄君に連絡するの忘れてた!」
寒くなって来たし、早く家に帰ろう。
昨日とは180゜違うテンションで私は家に帰った。
「おかえりなさい、お嬢。…その様子だと、仲直り出来たみたいですね」
「うん、それに、その子ともっと仲良くなれたんだ♪」
虎鉄君にも、ミキちゃんやリサちんにも内緒で、私の恋は始まったんだ♪


★SSの話★
ついにハヤテへの告白に成功した泉、しかしハヤテはある重大な事を忘れてたのです・・・!
と言うわけで第2話終了です、いかがでしたか?
次回からは3人称に変化しますので、『泉ちゃんの口調が変わった!』とか焦らないでくださいな♪

それでは失礼します。

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