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■SS 「☆happy×unhappy★」 第3話

こんばんは、とろんべであります♪

まだまだ続きます、クリスマスSSラッシュ。
・・・ギリギリまで書いてるからこんな事になったんですがね^^;

それではSSへ参ります♪


『クリスマスイヴは2人でデートしようよ!』

ハヤテと泉はそんな約束をしていた、もちろんハヤテは了解したが、ハヤテは“ある事”をすっかりと忘れていた。
「おーい、ハヤテー」
12月23日、その日も平凡に時間は過ぎていた。
「はい、どうなさいましたか?」
ナギに呼ばれ、すぐに駆け付けるハヤテ。
しかしナギは大した用事は無く、ハヤテに質問をしただけだった。
「明日がマリアの誕生日なのは知ってるよな?ハヤテはその…プレゼントとかは用意するのか?」
ナギは単にそれだけを聞いたのだが、ハヤテはそうは行かなかった。
(…しまったあぁぁぁ!明日はマリアさんの誕生日じゃないか!なのに僕は…)
心の中ではそう叫んでいたと言う。
「も、もちろんあげるに決まってるじゃないですか!いつもお世話になっていま
すし、何より家族みたいなものですからね!」心の中とは違い実際はこう言っていたのだが。
その言葉にナギも安心する。
「そうだよな!やっぱりマリアは家族の一員だし、プレゼントはあげるよな!」
心の中ではパニックに陥っているハヤテを余所に、ナギは自分がマリアに渡すプレゼントを見せて来た。
「ほら、マリアはいつもメイド服だからさ、私はこんな服をプレゼントするのだ!」
確かにマリアによう似合いそうなデザイン、色であった。
「わー、素敵ですねー。マリアさん、きっと喜びますよ!」
ハヤテは若干口調が棒読みになってしまった。
それを自分に対してのものだと思ったナギは、今のハヤテにとって最も困る質問をぶつけて来た。
「む…何だかバカにされた気分だぞ。ハヤテ、お前は何をプレゼントするのだ?」
もちろんハヤテは何も用意などしていない。
それどころかマリアの誕生日さえも忘れていたのだ。
何とか場をやり過ごそうとしたハヤテは、
「ぼ、僕は明日まで誰にも教えないつもりです。えっと…そう、サプライズですよ、サプライズ!」
こう言った。
「ふむ…まあそれも悪くは無いだろう。でもハヤテいくらサプライズと言っても、マリアに何か手出しをしたら許さないからな!」
バタン!
若干不機嫌になったナギは、最後にそう言って部屋を出て行った。
本当にサプライズでプレゼントを用意しなくてはならなくなった執事を残して。

「まずは泉さんに状況を説明しないと…」
誰もいない事を確認して、ハヤテは携帯電話を取り出す。
泉に直接電話をして状況を説明するつもりだった。
「……あ、泉さんですか?あの…クリスマスの事でお話が…」
泉との約束はもちろん大事だが、マリアの誕生日もそれと同じくらい大事だった。
『あ、ハヤ太君、どうしたの?』
「実はかくかくしかじかで…2人でクリスマスにお祝いをする事が難しいんです…。あと、マリアさんの誕生日プレゼントを用意したいんですが、何が良いか全く分からなくて…」
ハヤテは泉に一通り現状を伝えた。
しかし泉は2人だけでクリスマスを祝いたいとも言わず、むしろマリアの誕生日の
パーティについて2人で考えようと言って来たのだ。
『そんなに落ち込まないでよ、ハヤ太君、私も一緒にプレゼント探してあげるから、ね?』
「すみません、せっかくのクリスマスの約束をこんな事にしてしまって…」
ハヤテは悔やんでも悔やみ切れなかった。
泉との約束をダメにしてしまった事や、マリアの誕生日を忘れていた事。
いくらハヤテでも2人分の約束を同時に完璧にこなす事は出来ない。
『にはは…別に良いんだよ?私たちはクリスマスじゃなくてもいつでも会えるんだから♪』
結局、今日これから2人でプレゼントを探しに行く約束をした。
「ではすぐにそちらへ向かいますね、それでは」
電話を終えた途端、ハヤテは背後から若干の殺気に似た気配を感じた。
「なに電話なんかしてるんですか~?」
「うわあぁ!マ、マリアさん、いつからそこに!?」
背後の気配はマリアだった、なぜ殺気を感じたのかはハヤテには分からなかったが。
とりあえず今の会話を聞かれていない事を祈るだけだった。
「30秒くらい前からです。まったく…こんな朝から電話して…彼女でも出来たんですか?」
マリアはいつものように『か、彼女なんかじゃありません!』と言うと思っていたが、今日はハヤテの様子がおかしい。
「えっと…ハヤテ君?まさか本当に彼女が…」
「…はい、昨日…瀬川さんに告白されて…」
確かに昨日の泉はいつもと様子が違った、マリアは泉が屋敷に来た時の事を思い出した(あの時の泉は告白する気があったわけでは無いが)。
「そ、そうでしたか…。それはおめでとうございます…。それで、今の電話はクリスマスのデートのお話か何かですか?」
人間は自然と流れを読む事が出来る、そしてマリアは異常なまでに洞察力が優れていた。
その洞察力の結果、今のハヤテの問題の核心を突いたのだ。
「あ…はい、そんなところです…。それでその後にマリアさんの誕生日パーティがある事を思い出して…」
ハヤテはいもデリカシーが無いと言われる。
そのデリカシーの無さは、こう言う状況で本領発揮してしまうのである。
(私の誕生日パーティを思い出したって…そんなの普通は本人には言いませんよね…)
マリアは心の中でこそツッコんだが、ハヤテには優しく声をかけた。
「そうでしたか…でもハヤテ君、彼女がいるのなら、そちらを大切にした方がいいと思いますよ?」
「そうでしょうか…あ、ちょっと用事があるので出かけて来ますね、夕方までには戻りますので!」
逃げるようにハヤテはその場から去って行った。
(私、何か悪い事を言ったでしょうか…?)
そして、マリアの心配は少し増えたのだった。


「お待たせしました、泉さん」
待ち合わせの公園で、ちょうどお互いが来たところだった。
「私も今来たばっかりだよ、ハヤ太君」
昨日まで友人だった2人だが、今はもう恋人同士となっている。
お互い実感が沸かないのは仕方なかった。
「何だか不思議な感じだね…いつもなら私と一緒にミキちゃんとリサちんがいるのに、今日は2人っきりだよ」
泉は照れ笑いを浮かべる。
ハヤテもそれに合わせて泉に笑顔を向ける。
「そういえばハヤ太君、マリアさんの誕生日のプレゼントを探す訳だけど、マリアさんの好きなものって分かる?」
泉のさり気ない質問に、ハヤテは一瞬で硬直する。
ある程度の期間、マリアやナギと暮らしていた訳だが、実はマリアの好みをハヤテは知らなかった。
「えっと…実は僕、マリアさんの好みとか全然知らなくて…」
泉の照れ笑いが苦笑いに変わった。
「えー!知らないのー!?じゃあどうすればいいのかなぁ…」
さすがの泉も好みが分からないと手の施しようが無いらしい。
2人は完全に探すアテが無くなってしまった。
「どうしましょうか…」
すっかり困り果てたハヤテを、泉は励まそうとする。
「で、でもさ、マリアさんがどんな物が好きか分からなくても、気持ちさえ込めて渡せばきっと喜んでくれるよ!」
ハヤテはその言葉を聞いて、何かを思い付いた。
「心が込もっていれば……!そうだ、瀬川さん、こんなプレゼントはどうでしょう?」
ハヤテは泉にプレゼントについて詳しく話した。
「うん、それだときっとマリアさんも喜んでくれるよ!」
2人の意見は一致し、早速プレゼントの準備を始めたのだった。


★SSの話★
大慌てでマリアの誕生日プレゼントの準備を始めるハヤテと泉。
2人はマリアにどんなプレゼントを用意するのか。
ふぅ・・・ここの後半辺りは今日の午後に書きました(爆
でも間に合って良かった良かった(何
大急ぎで書いた割にはいい感じに書けたと思うのですが、どうでしょうか?
4話で完結なので、あと1話、よろしくお願いしますね♪

それでは失礼します。

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