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■SS 「☆happy×unhappy★」 第4話

こんばんは、とろんべであります♪

やった・・・やったよ!
ついにクリスマスSSを完結させることが出来ました!
もう・・・ゴールしてもいいよね・・・。

最初に書き始めたのはクリスマスイヴの2週間近く前・・・そして書き終えたのは当日・・・。
一体どういうことでしょうか・・・?
とりあえず2009年最後のSSとして書いてきたわけですが、やっぱりこのSSが一番出来がいいかな、と思いますw

このまま話していると後書きのネタが無くなるので、続きは後書きで♪
それではSS、最終話へ参りましょう♪


12月24日、世間はクリスマスイヴと呼ばれる行事で賑わっていた。
親子で楽しく食事をしたり、カップルがイチャイチャしたり、友人同士で盛大にパーティを開いたり、その楽しみ方はそれぞれである。

「ハヤテはどこだー!」
パーティの会場から大きな声がする。
マリアの誕生日のパーティを目前にして、ハヤテが姿を消したのだ。
どこを捜しても見つからず、そのままパーティの始まる時間となってしまったのだ。
「むうぅ…ハヤテの奴、なぜマリアの誕生日だと言うのに来ていない、ましてや姿を消すなど、許せん!」
「ハヤテ君は少し大事な用事があると言って少し前に出て行きましたよ?」
怒りをあらわに見せるナギを、マリアが止めに入った。
もちろんハヤテに用事があると言うのは嘘で、これはマリアがハヤテの事を考慮した結果だった。
「大事な用事だと?マリアの誕生日よりも大事な用事があると言うのか、帰って来たら無理矢理にでも聞き出してやる…」
ハヤテは泉の元へ行った、それは紛れも無い事実であったが、マリアやナギに対してもちゃんとハヤテは考えていた。


「ハヤ太君…本当にいいの?マリアさんの誕生日パーティには行かなくて…」
不安そうに泉が問い掛ける。
しかしハヤテは、全く不安は見せていなかった。
「大丈夫ですよ、僕はちゃんと考えてますから…。それよりも、せっかくのクリスマスなんですから、もっと楽しんでください」
ハヤテは泉に『マリアにサプライズでプレゼントを贈る』とは言ったため、泉はてっきりマリアの誕生日に行くのかと思っていた。
しかし実際は、パーティには行かず、2人は観覧車に乗っていた。
「…ハヤ太君が大丈夫って言うなら大丈夫だよね♪それにせっかくこんなに高い観覧車に乗ったんだもん、景色を見なきゃもったいないよ♪」
そこは銀杏大観覧車、高さが100m以上もある巨大な観覧車だ。
そこから見る景色は正に絶景であり、クリスマスにカップルが来るには打って付けであった。
「ここの観覧車、つい最近見つけたんですよ。泉さんと2人っきりになれる場所を、と思いまして」
確かにこの観覧車は移動時間が遅いため、乗っている時間は自然と長くなる。
ハヤテの選択は2人にとってちょうど都合が良かったのだ。
「さすがハヤ太君、いい場所を見つけてくれたね♪」
泉にとってはこれだけで十分なクリスマスプレゼントであった。
ハヤテはまだもう1つプレゼントを用意していた。
「泉さん、実は僕、泉さんにもプレゼントを用意したんです」
「ほぇ?プレゼントって…この景色を見せてくれただけで私は十分だよ♪」
もうすぐ観覧車が一番高い所に来る。
ハヤテはその時を待っていたのだ。
「僕が泉さんに贈るプレゼントは…」

観覧車が頂上へ着いた時、ハヤテはキスをした。
泉はもちろん一瞬何が起きたか分からず、ただ為すがままになっていた。
キスはしばらく続いた、お互いの息が苦しくなるくらいまでに。
そして2人は重ねた唇を離した。
「ふぁっ…ハヤ太君…いきなりそんな事…ビックリしちゃったよぉ…」
泉は顔を真っ赤にしている。
ハヤテとは目も合わせられないようだ。
「すみません、泉さん…僕、こんな事くらいしか出来なくて…」
泉は既に話した唇の感触をもう一度確かめたくなり、今度は泉からハヤテにキスをした。
(やっぱりだ…10年前、あの時したキスと変わらない感触だよ…)
泉はそれを確認すると、すぐに唇を離した。
「…いきなりキスされるって…何だか恥ずかしいですね」
「自分からしておいてよく言うよ、ハヤ太君は。でもやっぱり変わらないね、10年前と…」
10年前…泉はその事を思い出したが、ハヤテは何の事か覚えてはいなかった、そして思い出す事も無かった。
「10年前って…何の事ですか?」
泉にとってはそれはとぼけた質問に聞こえたが、泉は自分がその事を知っているだけで満足だった。
「ううん、何でもないよ。あ、そろそろマリアさんにプレゼントを渡しに行った方がいいんじゃない?」
時刻はもう午後7時、観覧車もちょうど下に降りたところだった。
「そうですね、それでは急ぎましょう!」
2人は観覧車を降りて、急いでプレゼントの用意に取り掛かった。


「まったくハヤテは…まったく!」
こちらの会場では、ナギが大変ご立腹のようだ。
それもそのはず、ハヤテはナギには直接言う事無く泉の元へ行ってしまったのだ、しかもマリアの誕生日パーティを無視して。
「まあまあナギ、そんなに怒らなくても、ハヤテ君だって大切な用事くらいあるんですから…」
「それでもダメだ!いくら用事があったって…家族の誕生日くらい祝わないとダメなのだ!」
いくら説得をしてもナギは聞く耳を持たない。
と、その時。
「ナギお嬢様、マリアさん!」
パーティの会場にハヤテがやってきた。
ナギは走ってハヤテの元へ駆け寄り、一発顔を殴った。
「ハヤテのバカ!一体今までどこで何をしていたのだ!せっかくのパーティを無断で欠席して…まったく、何を考えているのだ!」
ナギは怒った、とにかく怒った。
それは全て自分の事ではなく、マリアの事に関して、だった。
「すみません、ホントにすみません!とりあえず僕の話を聞いてくださいお嬢様!」
「うるさい!何をしていたのかは知らんが、もう一発くらい殴らないと気が済まない!」
そしてもう一発殴ろうとしたナギを、慌ててマリアが止めに入った。
「ナギ!待ちなさい!私のために怒ってくれるのは嬉しいのですが…ハヤテ君の事情もちゃんと聞いてください!」
その一言でナギは落ち着いて、ハヤテの話を聞くようになった。
「で、ハヤテはなぜ今日のパーティを欠席したのだ?」
泉と2人でイチャイチャしていた、などと言ったら当然のごとく殺されるであろう、しかしハヤテは、ちゃんと別の目的があったのだ。
「お嬢様、マリアさん、ちょっとこちらに来ていただけませんか?」
そう言って、ハヤテは2人を連れて外に出た。

しばらく歩いて、たどり着いた先は学校だった。
「学校じゃないか、ハヤテ。ここに一体何があると言うのだ?」
「まあ、もうちょっと着いて来てください、そうすれば分かりますよ」
ハヤテはそのまま体育館の方へ向かった。
「ではお嬢様、マリアさん、お入りください」
真っ暗の体育館に、2人は入っていった。
その瞬間、
「マリアさん、誕生日おめでとうございます!」
祝福の言葉と共に、クラッカーの弾ける音が聞こえた。

ハヤテと泉はサプライズパーティをしようとしていたのだった。
2人だけでは寂しいからと言って、自分の友人たちをみんな学校へ集めて。
いきなりの出来事に、ナギもマリアも言葉を失う。
「マリアさん、お誕生日、おめでとうございます」
ハヤテはマリアに花束を渡した、と同時に一斉に拍手が起こった。
「…全く気付きませんでしたわ…」
マリアは喜びより驚きの方が大きかったようだ。
ナギは、ハヤテのことをすっかり許していて
「すごいぞ、ハヤテ!こんなサプライズを用意しているとは、さすが私の執事だ!」
などと言っている。
「それでは、マリアさんの誕生日パーティを始めましょう!」
今までで一番賑やかで幸せなマリアの誕生日パーティとなったのであった。

「瀬川さん…ハヤテ君と仲良くやれてますか?」
パーティの途中、不意にマリアは泉にそんな事を聞いてきた。
もちろん泉は2人の関係は誰も知らないと思っていたので、相当驚いていた。
「…はい、ハヤ太君はすごく素敵な彼氏ですよ♪みんなに優しく出来て…私はそんなハヤ太君が好きなんですから♪」
「…そうですか、それは何よりです。それでは幸せになさってくださいね」
泉は満面の笑顔で『はい!』と答えたのだった。

-Fin-


★SSの話★
ついに完結であります!・・・疲れた・・・。
今回のSS、1話ごとの長さがちょっと違うんですよね、3話は5kbくらいなのに、2話は8kbもあったり・・・。
それにしても頑張ったぞ、自分!(何
SSの話、と言っておきながら、結局はSS書いてるとき時の話はしないと言うw
それはまとめて後書きでお楽しみください♪
ちなみにこの第4話、12月24日、午後10時15分に書き終えました(爆
本当にギリギリの中、自分でもこの短時間でよく書けたなあ、と関心、そして、これくらい書けるならもっと早く書けよ・・・と後悔。
完成はしたのでよかったです♪
感想等はバンバン受け付けておりますので、いつでもどうぞ♪

それでは失礼します。

■コメント

■Re: SS 「☆happy×unhappy★」 第4話 [おかっち]

いい話ですね!!!!! 感動しましたよ。
泉が幸せなら僕も幸せだぁぁ!!!

■Re: SS 「☆happy×unhappy★」 第4話 [おかっち]

・・・・忘れてた。マリアさん誕生日おめでとう!

■Re: SS 「☆happy×unhappy★」 第4話 [瀬戸内]

おぉ!!
おめでとうございます!!
指は大丈夫ですか!?

マリアさんもお誕生日おめでとうございます!!
…あれ?何歳でしたっけ??

■Re: SS 「☆happy×unhappy★」 第4話 [とろんべ]

>>おかっちさん
ありがとうございます、1人でも楽しんでくれる人がいれば頑張った甲斐があったというものです♪

>>瀬戸内さん
指は全然大丈夫なのですが、書き終わった瞬間に力が抜けて・・・w
マリアさんは今じゅうななさいなので、これでマリアさんじゅうはっさいになるはず・・・おっとこんな時間に誰か来たようだ。
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